こんにちは!Naoです!
そこで、今回は内定が出た後に何をすれば良いかということを具体的にお話ししていきます。
就活は内定が出たら終わりというわけではありません
私の経験をもとに説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
内定後の基本
内定後にやるべきことは基本的に2つあります。
一つは感謝の気持ちを企業に伝えること。
もう一つは内定を承諾するかどうかを決めることです。
それぞれ説明していきたいと思います。
感謝の気持ちを企業に伝える
感謝の気持ちを企業に伝えることはその企業での今後を円滑にするためにも非常に重要なことです。
ありがとうの気持ちをきちんと伝えることによって礼儀正しい人間であることが伝わるので、その分印象も良くなります。
これはその企業に入る入らない別にしても、人として行なった方が良いことです。
内定が出るまでの道のり
内定はそう簡単に出るものではありません。
学生の視点では内定が出るまでの道のりは実質2ヶ月くらいです。
短くても1ヶ月くらいはかかるものです。
しかし企業側からすれば非常に長い道のりです。
採用活動は何も選考だけではなく、インターンシップも含まれます。
それを考えると一年くらいの期間かかっています。
選考も皆さん一人だけではなく多くの人数をみていますから、それだけ時間もかかります。
皆さんに内定を出すまでに保養面でも時間面でも膨大なコストがかかっているのです。
内定後の行動の重要性
そんな膨大なコストをかけられながら採用された皆さんは内定をもらった後何をすべきなのでしょうか?
皆さんが人事の立場になってみて、やっとの思いで手に入れた学生が内定を出した途端にそっけなくなってしまったらどう思うでしょうか?
「採用する人を間違えたかな」と思われてしまっても文句は言えないでしょう。
内定後の行動は基本的に選考には関係ありません。
内定後に今までと違うような行動をとったとしてもそれだけで内定を取り消しにされることはありません(もちろん何か事件や問題を起こしてしまったら取り消しになる可能性はあります)。
その企業から内定をもらうということが目的であれば内定をもらえさえすれば問題ないでしょう。
しかし、皆さんはその企業に内定をもらうことが目的ではなく、その企業で働かなければなりません。
しかも数年から数十年働くかもしれない職場です。
それを考えると社内の関係は円滑にしておくに越したことはありません。
それができるかどうかは内定後にどのような行動を取るかによって変わります。
内定後に皆さんがどのような行動を取るかが重要なのです。
お礼を伝える方法
その感謝の気持ちを伝える方法ですが、大きく3つあります。
それぞれメリットデメリットあるので、自分の状況を踏まえた上でやってみてください。
ちなみに私のオススメはメールです。
直接会って伝える
メリット
・直接顔を見て話すことで誠意がしっかり伝わる
・感謝の気持ちだけではなく、自分の疑問に思っていることを直接聞ける
デメリット
・自分が企業に赴く必要がある
・忙しい相手にわざわざ時間を割いてもらうことになる
感謝の気持ちを伝えることだけが目的ならこの方法はオススメしません。
採用担当の方は非常に忙しい時期ですので、お礼を言われるためだけ作る時間はありません。
直接聞きたい質問等があるときに一緒に伝えると良いでしょう。
電話で話して伝える
メリット
・メールよりもより丁寧な印象を与えられる
デメリット
・相手が忙しい時がある
・文章をあらかじめ考えておく必要がある
電話で感謝の気持ちを伝えるという方法もあります。
選考の時メールを使わず全て電話で行なった場合はこの方法で感謝を伝える方が良いでしょう。
ただし思いつきで話すことはあまり良くないので、カンペなどを用意した方が良いでしょう。
メールで伝える
メリット
・最も手軽に感謝を伝えられる
・文章をコピーすれば使い回しができる
デメリット
・見られない可能性がある
・そっけない印象を与えてしまうこともある
私のオススメはメールです。
メールなら即日送ることが容易ですし、文章も良く吟味して作成することができます。
ただし、これまでメールで連絡をしていない場合はこの方法や使えない可能性があります。
お世話になった企業に対して感謝の気持ちがしっかり伝われば問題ありませんが、相手の都合などを考えて、その時に最も良い方法をとりましょう。
内定を承諾するか決める
2つ目にやることとして、内定を承諾するかどうか決めるということがあります。
内定が出た後、そのままではその企業に入ることはできません。
企業に入社するためには、その内定を承諾する必要があります。
基本的に内定の承諾には期限があります。
ずっと内定を持って置けるわけではないので、内定が出た企業でも自分の入りたい企業も絞る必要があります。
企業を絞る
2018年現在、景気が良いのでその分内定も多く出ます。
その時に重要なのはその中のどの企業に入社するかです。
1社しか内定がない場合は、その企業に入るしかないのでこの作業は必要ありません。
しかしたくさん内定をもらってしまった人はどこに入るか迷ってしまうこともあります。
第一志望がある方であればそこに入れば良いのですが、第一志望に落ちてしまって選ばなければいけない状況になった場合、非常に難しいです。
私は元から第一志望がなく、内定をもらった後に選ぼうと思っていたので、非常に苦労しました。
どのようにして企業を絞るべきかということを説明して行きます。
自己分析を振り返る
まずは皆さんが就活の初期にやった自己分析を振り返ってください。
この時に大事なのは初期の自己分析を振り返ることです。
自分が就活を始めた当初、何を思っていたのか、そして自分が本当に企業に望むことはなんなのかということを明らかにしてください。
これは本当に人によって違います。
1つのことを絶対に成し遂げたいという人もいれば複数のことを成し遂げたいという人もいるかもしれません。
過去を振り返ることによって自分が何を企業に求めるのかを明らかにするのです。
要素を洗い出し点数化する
要素を明らかにした後は、自分の感覚で良いので、内定をもらった企業をそれぞれ要素別に点数をつけていきます。
例えば、将来性という項目を作ったとすると
A社:4点 B社:7点 C社:2点
このような感じです。
それを要素すべてで行い、最終的に合計得点が最も高い企業があなたが最も行きたい企業ということになります。
これは主観的なものなので、みなさんの思い次第で点数が変化します。
ある企業だけ高いならそれだけその企業に魅力を感じているという現れなので、問題ありません。
具体的な企業の絞り方は以上です。
企業を絞ったら内定を承諾しましょう。
内定を断る
内定を承諾した企業以外は内定を断らなければなりません。
これが私にとっては非常に苦痛なものでした。
せっかくいただいた内定を承諾しない、断らなければなりません。
特にお世話になった企業に連絡するのは非常に心が痛かったです。
連絡の方法も3つあります。
直接会って謝罪
直接会って謝罪すると、より丁寧です。
しかし再三言いますが、採用担当の方も暇ではないので、自分の会社に来ないような人に時間を割くことは避けたいはずです。
また、引き止められてしまう場合もあります。
この方法はあまりオススメしません。
電話で謝罪
私が最もオススメする方法です。
電話なので、自分の言葉で誠意を持って伝えることができます。
引き止められても最悪そのまま電話を切ればそれまでです。
怒鳴られるんじゃないかと緊張はメチャクチャしますがオススメです。
メールで謝罪
この方法もオススメしません。
確かに、メール書いて送ればそれで終わりなので、非常に楽です。
しかし、直接会ったり電話で声をかわしたりに比べると、メールでは誠意が伝わりにくいです。
お世話になった方への謝罪としては適切ではないでしょう。
電話が繋がらない場合の最終手段として使うことをオススメします。
内定承諾について
内定承諾については実際に企業に赴くパターンと、あとで承諾書を郵送するパターンの2つがあります。
企業で内定承諾を行う場合は、判子さえあれば十分ですが、郵送の場合はただ送れば良いというわけではありません。
添え状について
内定承諾書を郵送する場合、添え状を一緒に封筒の中に入れて郵送するのが一般的です。
添え状には封筒の中に何が入っているかの情報と感謝の気持ちなどを記します。
具体的な書き方については他のサイトで紹介されているので、そちらを参照してください。
内定承諾するということはその企業に入るということですから、入社後の関係まで見通して礼儀正しく行動した方が良いと私は思います。
今回は内定後の行動についてご説明してきました。
皆様のご参考になれば幸いです。
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