こんにちは!Naoです!

今回は営業における仕事の難易度についてお話ししていきます。

人によっては仕事の難易度を軸に就活をする可能性があります。

私も一時期気にしていましたので、是非参考にしてみてください!

 

 

仕事の難易度とは

 

 

仕事の難易度とはその名の通り、どれだけ仕事が難しいかのことです。

 

仕事の難易度が低ければ、誰にでもその仕事ができます。

仕事が難しくないのですぐに結果を出せます。

またこのような仕事をしている方の希少性はあまり高くありません。

給与の上がり方は早いのですが、すぐに頭打ちになります。

 

一方、難易度が高い仕事は誰にでもできるわけではなく、限られた人にしかできません。

ただ、難易度が高いこともあり、はじめは非常に苦労します。

ただその苦労を乗り越えれば急成長していきます。

できる人が少ないので希少性が高く、その分給与も高くなっていきます。

 

仕事の難易度によってこのような違いがあるのです。

 

 

難易度を決める要素

 

 

仕事の難易度を決める要素は全部で10個あります。

それぞれ説明していきます。

 

取引相手の地位

 

1つ目は取引相手に地位、もしくはレベルです。

自分が実際に対応しなければならない相手が入社3年目なのか、もしくはその会社の社長が相手なのかによって仕事の難易度は変わってきます。

 

相手の地位が上になればなるほど扱える予算の幅が広がるので、こちらの提案にメリットがあるのかどうか判断する観察眼は鋭くなります。

そのため上になればなるほど難易度が高いです。

最も高いレベルはもちろん相手の社長が相手の場合です。

 

扱う商材の種類

 

2つ目は商材の種類です。

自分がどんな商材を売るのかということも重要です。

具体的には形のあるもの(有形商材)を売るよりも形のないもの(無形商材)を売る方が難しいです。

 

有形商材の例はコンビニで買える安いものから始まり、車やマンションのような高価なものまで様々です。

無形商材の例は、保険や証券、システムなどです。

 

有形の場合は商品を顧客に実際に見てもらうことができるので、イメージしてもらうことが簡単です。

一方、無形の場合は、実際に見てもらうことができないので、相手にイメージしてもらうことが非常に難しいので、イメージしてもらえるような説明をする能力が必要になります。

 

商品やサービスの単価(価格)

 

3つ目は単価です。

当たり前のことですが、値段が安い商品よりも高い商品の方が売りにくいです。

消費者であれば高い値段だと少し躊躇します。

企業相手であれば、予算があらかじめ設定されているので、それよりも高い場合は一度上司と話し合ってもらう必要があります。

 

自分が扱える予算

 

4つ目は予算です。

自分がどれだけのお金を動かせるかということも非常に難易度に関わってきます。

少しの予算でできることと、たくさんの予算でできることは全く異なります。

たくさんの予算があればそれだけできることに幅があるので、その中から自分が選んで決めなければなりません。

 

取引相手分類

 

5つ目は相手が個人なのか法人なのかということです。

相手が法人だと、即決してもらえることはほぼありません。

その理由は会社として予算が決められていたり、決裁権を持つ人が商談をした人とは異なる場合があるからです。

その分契約までの道のりが遠いです。

 

提案方法

 

6つ目は提案方法です。

あらかじめ決まったプランを売ることと、顧客に合わせて自分でプランを設計しなければならないことでは難易度が異なります。

顧客の情報をしっかりヒアリングし、それに最適なものを提案する方が難しいです。

相手に合わせてプランを設計するような営業をコンサル営業と言います。

 

取引相手の業種の多さ

 

7つ目は相手にする業種が多いかどうかということです。

取引先の業界は最低限学んでいる必要があります。

そうしないと相手の話についていけず、見下されてしまいます。

1つの業界のみを相手にするならその業界だけ学んでいれば良いのですが、

3つも4つも相手にするような場合は、それらすべての専門的な知識を学んでいる必要があります。

ひとくちにメーカーといっても化学メーカーなのか、車メーカーなのか、機械メーカーなのか、アパレルメーカーなのかによって必要となる知識や事情は全く異なります。

 

商品・サービスや会社自体の認知度

 

8つ目は商品や会社自体の認知度です。

世の中にある程度知られている方が簡単です。

アイフォンを売ることは簡単です。

それはみんなが知っている商品だからです。

商品自体に認知度がなくても会社自体に認知度があるアップルが出したものならば、みんな欲しがるでしょう。

一方で、聞いたこともない企業が見たこともない商品を売っていても買う人はあまりいません。

それだけ認知度の影響はすごいのです。

 

ニーズの種類

 

9つ目はニーズが顕在化潜在かということです。

その相手のニーズが初めからわかっている状態で物を売るのと、全く気づいていない状態で物を売るのでは、気づいていない状態で物を売る方が難しいです。

この場合、相手はこちらの話を聞くまで全く欲しくないのです。

車であれば、「欲しい」という人は一定数いますが、「生命保険が欲しい」といっている人を見たことがあるでしょうか?

全く商品に興味がない人に話を聞いてもらい、さらに欲しいとまで思わせるのは非常に難易度が高いです。

 

新規開拓かルートか

 

最後が新規開拓かルート営業かということです。

新規開拓とはその名の通り、既存の顧客でない人たちに向けて、アプローチをかけ自分たちの顧客になってもらうということです。

例えば、会計システムのソフトを売る会社があったとします。

現在は手作業で会計を行なっていて、全て紙媒体で管理しているような企業が顧客になる可能性があります。

その企業の人にアプローチをかけ、会計ソフトについて説明し、その企業に導入してもらうのが新規開拓営業の役割です。

 

一方、ルートセールスとは、既存の客に営業に行くことです。

すでに自分たちに商品を使ってくれている企業に赴いて、新商品の提案だったり、最近の状況などをヒアリングします。

先輩社員から引き継ぎなどで企業を担当する場合が多いようです。

 

難しい仕事と簡単な仕事、どちらが良いのか?

 

 

ここまで、仕事の難易度を決める要素を説明してきました。

それでは実際にどっちを選べば良いのでしょうか?

 

難しい仕事をする上でのメリットとデメリットは最初に紹介した通りです。

 

簡単な仕事なら苦労せず仕事ができますが、給料は頭打ちします。

難しい仕事なら給料は高くなりますが、それだけ苦労します。

また、難しい仕事ができると転職するときに幅が広がるというメリットもあります。

 

今の時代は1つの会社にずっと居続ける方が珍しいかもしれません。

転職が当たり前になっているからこそ、その時のための能力を身につけておくことは良いことだと思います。