こんにちは!Naoです!

今回は営業という職業についてお話ししていきます。

年々営業という職業の学生の人気がなくなってきているようですが、それについても述べていきたいと思います。

 

 

営業とは

 

 

営業とは商品やサービスを販売する職業のことです。

現在日本の営業職は約800万人ほどと言われていますが、今後は人工減少によって少なくなっていくと言われています。

中小企業は人が足りず、また営業マン自体も雇うことができないので、良い商材があっても売る人がいないので売れないというジレンマが発生しています。

 

また、営業というと泥臭いイメージや接待というイメージが強く、学生があまり良い印象を抱いていないことも事実です。

 

営業職は企業にとって、お金を稼いできてくれる非常にありがたい存在です。

重要な存在であるにも関わらず、年々少なくなっているのです。

 

 

営業の種類

 

 

営業は人によってスタイルが違います。

ただ、営業にも大まかな種類がありますので、それをご紹介します。

 

個人営業

 

1つ目は個人向けの営業です。

言い方を変えると訪問販売と言います。

個人(消費者)を相手に、営業活動を行う内容になります。

 

家の固定電話に「お墓立てませんか?」「お子さんを塾に通わせませんか?」という電話が来たことがあるかもしれません。

その人たちがこの営業スタイルの人たちです。

他には生命保険もこのスタイルで売ることがあります。

 

法人営業

 

2つ目は法人向け営業です。

企業相手に自社の製品やサービスを販売することが目的です。

 

このタイプの営業は自分が自社の会社代表として、取引に向かいます。

自分が何かミスをすれば、相手の企業に「あの会社はこんなミスをする」というように取られてしまいます。

それだけ責任が大きくなる営業になります。

 

アウトバウンド

 

3つ目はアウトバウンドです。

これは自分から発信する営業です。

具体的には、電話をたくさんかけたり、飛び込み営業をするスタイルがこのアウトバウンドです。

 

アウトバウンドは、自分から発信するので頑張れば頑張るほど契約が取れます。

しかし、その分断られることも多くあるので、ストレス耐性がない人にとっては非常に厳しい職業になると思います。

営業のあまり良くないイメージはここから来ているのではないかと思います。

 

 

インバウンド

 

4つ目はインバウンドです。

アウトバウンドとは逆に、やって来た客に対して販売活動を行うスタイルです。

例えば、テレビショッピングなどはこの形です。

テレビで商品を紹介し、それを欲しいと思った人が、電話して来ます。

 

他には携帯のキャリアなどもそうです。

携帯を変えたいと思っている人に対して、各会社の携帯の種類や機能を説明し、納得して買ってもらう必要があります。

また、その後のサービス説明なども職務です。

 

カタログ営業

 

5つ目はカタログ営業です。

これはすでにある商品をそのまま売る形です。

例えば、テレビやエアコンなどの機能を変えることは、営業にはできません。

営業にできるのは自社が出しているエアコンの機能を把握し、顧客にその機能を説明することです。

 

コンサル営業

 

6つ目はコンサル営業です。

この営業は、相手のニーズを理解し、顧客の課題を解決することを目的にした営業です。

顧客によって困っていることは違うので、顧客一人一人に合わせた対応が求められます。

 

これらはそれぞれが独立したものではなく、アウトバウンドの法人営業、インバウンドのカタログ販売というように、跨いでいるものがほとんどです。

それぞれ特徴があるので、自分がやる営業がそのようなスタイルなのかということをしっかり認識しておく必要があります。

認識していなければ心構えができず、最悪の場合、うつ病になってしまうリスクがあるからです。

営業の難易度についてはこちらでご紹介しています。

就職活動で学んだ営業職の難しい仕事について

 

 

営業が嫌われる理由

 

 

営業に対するイメージは人によって異なると思いますが、よくあるのは

「夏の暑い中や、冬の寒い中、スーツを着て街中を歩き続ける」

「歩きまくるので、靴底がどんどん減っていく」

「飛び込み営業やテレアポのイメージ」

「断られて断られて断られる」

「ノルマに追われる毎日」

これらのようなイメージです。

 

確かに営業は体力的にハードな仕事です。

断られることも多くあります。

営業をただ物を売るだけの職業と思っていれば、やりがいも特になく、日々ノルマを達成しなければならないプレッシャーと戦い続けることになります。

 

しかしながら本来の営業は物を売る仕事ではないのです。

 

 

本来の営業

 

 

営業の本来の目的は「顧客の抱える課題を自社の製品やサービスを通じて解決する」というものです。

「売る」ことが目的ではなく、「課題解決」が本来の目的なのです。

商品やサービスは課題解決のための手段でしかないということです。

 

この点を勘違いしてしまうと、営業は面白くない職業になってしまいます。

 

相手が抱えている課題を見つけるか、相手に気づかせてあげ、その課題を解決し、相手から「ありがとう」と言われることがやりがいだと思います。

 

もちろんそれには顧客としっかり向き合う必要がありますので、難しいことです。

その代わり得られるやりがいはそれなりに大きいものであります。

 

 

営業はきつい仕事というイメージが強いですが、中身を分解してみたり、本来の目的をしっかり理解することによって、イメージが変わるのではないでしょうか?

 

就活で職を選ぶ際の参考にしてみてください。