こんにちは！Naoです！
今回は就活エージェントについてお話ししていこうと思います。
私自身就活ではエージェントを複数利用しました。
その中でわかったこと、就活エージェントとは一体何か、どう利用すべきかということをご説明していきます。
就活エージェントとは？
就活エージェントとは、学生の就職活動の手助けをする会社で学生と面談してくれる方々のことです。
主に、就活の始めから終わりまでを支援してくれるサービスになっています。
一度その会社の主催するイベントに申し込んだり、参加したりすると「一度面談しませんか？」という連絡がきます。
そこで時間を調整して会いにいくと、話を聞いてくれます。
何をしてくれるの？
それでは就活エージェントは何をしてくれるのでしょうか。
また、会って何を話すのでしょうか？
初回で就活エージェントと話すときは、基本的なことを聞かれます。
「どんな業界を狙っているのか」、「就活の軸は何か」、
「将来何がしたいか」、「大手かベンチャーか」、
「今までどんな人生を送ってきたか」
など面接で聞かれるようなことですが、そんなに堅苦しくなく雑談のような感じで行われます。
それをベースにして、その人に合った就活のやり方やおすすめの企業を紹介してくれます。
例えば、ESを持っていけば、そのダメ出しをしてくれます。
面接の練習がしたいといえば、やってくれます。
自己分析の方法を教えてもらいたければ教えてもらえます。
自分のことをある程度知ってもらっている状態で企業を紹介してもらえるというのも良いです。
自分が知らないだけで、自分に合っているような企業は世の中にたくさんあります。
それを知る良い機会になることも事実です。
このように就活生にとっては非常にメリットの多いものになります。
就活エージェントはただの良い人？
就活エージェントは学生の話を懇切丁寧に聞いてくれます。
悩みの多い就活生にとっては数少ない味方になってくれます。
果たしてどれくらい信用して良いものなのでしょうか？
彼らが話すことを全て鵜呑みにしてしまって良いのでしょうか？
それはエージェントがどのような仕事をしているのか、つまりビジネスモデルを考えればすぐわかります。
エージェントの業務は、企業と学生の間に立ち、その両者の仲介をすることです。
企業が求める学生と、その企業に合いそうな学生をマッチングさせます。
紹介された学生に内定を出したとき、企業は支援会社にお金を支払います。
このビジネスモデルは成果報酬型と言いますが、学生側が無料の場合は基本的にこのようなシステムで成り立っています。
エージェントも社員なので、結果を出さないと給料が増えません。
良い結果を出すためにはたくさんの学生を企業に紹介して、内定をたくさん出してもらう必要があります。
つまり、就活エージェントの仕事は「企業に良い人材を紹介し内定を出させること」です。
「学生と向きあうこと」が本質ではありません。
学生と向きあうだけではお金は入ってきませんから。
親身になって話を聞いてくれるのも、目の前の学生が自分が紹介した企業を受けて内定をもらえれば自分の成果になるのが理由です。
もちろん個人的に「就活生を応援したい」という思いはエージェントの皆さんお持ちだと思います。
しかし仕事としてはこれが現実です。
そのため、就活エージェントの話の裏には常にビジネスが潜んでいることをお忘れないようにご注意してください。
就活エージェントの真実
就活エージェントは学生を相手にするだけではありません。
営業で企業にも向かいます。
内容は学生に紹介する企業を増やすことや、これまでの取引先との関係継続のための打ち合わせなどです。
「どんな学生が欲しいのか」「企業の状況」などをヒアリングします。
企業側から考えると、紹介された学生に内定を出すことにより費用が発生します。
お金を払ってまで内定を出したのですから、企業の中でその費用分の働きを期待するのが普通です。
しかし、その学生が入社後すぐにやめてしまったら企業側はどう思うでしょうか。
一人二人であればともかく、「あの支援会社から紹介される学生すぐやめる」という傾向があれば、その支援会社と提携することをやめてしまうかもしれません。
就活エージェントは各企業に合った質の良い学生を紹介し続ける必要があるのです。
そのために弱気な考え方の学生を頑張って仕事をするような思考に変えます。
その考えに従わないような学生は、紹介してもすぐやめてしまう可能性があるので、紹介しません。
なんとかして頑張って仕事をするように学生のマインドを変えるのです。
これが就活エージェントの裏側にある考えです。
就活エージェントの利用法
就活エージェントはただの良い人ではなく、その裏にはビジネス要素がたんまり含まれていることをご説明してきました。
そんな就活エージェントですが、利用の仕方さえ間違えなければ、言い方は悪いですが、非常に役に立ちます。
就活エージェントは学生の皆さんを商品として扱っているので、皆さんもエージェントを利用してもなんら問題ありません。
そこで、オススメの利用法をお教えします。
エージェントを利用する上で、非常に大事なことは自分を見失わないということです。
その理由はいろいろな考え方を聞かされることで、本当の自分ではなく作られた自分になってしまうからです。
私は人の言うことを信じてしまいがちな人間です。
「なるほど！」と納得してしまった情報に関しては特に信じてしまいがちです。
就活エージェントにも様々なことを教えてもらいました。
それが今活きている部分もありますが、そうでない部分もあります。
皆さんの本当に大事にしたいことは何でしょうか？
1つだけの夢を叶えたい人もいれば、たくさんのことを成し遂げたいと言う人もいると思います。
就活エージェントは就活のプロです。
年間で多い人なら数千人ほどの学生と面談しています。
また、企業の人事担当者が取引相手なので、生の情報をたくさん持っています。
中には普通の人が知らないような情報やネットに転がっていないような情報もあります。
そんな人がアドバイスをしてくれるので非常にありがたいです。
ただ、他の誰に何を言われようとも、皆さんの人生は皆さんだけのものです。
エージェントから何を言われようとも、大事なことだけは絶対にぶれないようにしてください。
これさえ気をつければエージェントは非常に役に立ちます。
就活のことであればだいたいなんでも知っていますし、アドバイスまでしてくれるのですから、こんな存在は非常にありがたいです。
就活は自分視点になりやすいのですが、第３者であるエージェントは非常に冷静な判断で、抜け落ちていることなどを指摘してくれます。
その人自身の人生についても聞かせてくれることもあるので、普通に面白いです。
ただし自分を見失わないようにだけ気をつけてください。
今回は就活エージェントについてお話ししてきました。
大事なことは
「エージェントはただの良い人ではなく、ビジネスの面もある」
「利用する場合は自分を見失わない」
この２点です。
利用法さえ正しければこんなに心強い味方はいないので、ぜひ利用してみてください。
皆様の参考になれば幸いです。
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