こんにちは!Naoです!

今回は就活の軸についてお話ししていこうと思います。

 

就活において自分の軸を確立させることはそのまま就活の成功に直結します。

ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

就活の軸とは

 

 

自分が就活で大事にしたいこと、これが就活の軸です。

面接官はこれを聞くことによって「この学生が何を考えているのか、どういう就活をしているのか、どういう人間なのか」ということがわかります。

 

就活をする上で、自分の軸を作ることは非常に重要なことです。

自分の軸が確立していないと、矛盾が生じてしまい、それによって面接で落とされることも多くあります。

 

みなさんは日々生活する上で、自分が大事にしている価値観などはありますか?

または大事にしたいことはありますでしょうか。

 

例えば、お金をひたすらに稼ぎたいということが挙げられます。

他には自分の私生活を充実させたいという人もいらっしゃるでしょう。

困っている人の手助けをしたいということを大事にしても良いでしょう。

 

みなさんが就活、ひいてはその先の人生で大事にしたいことは何でしょうか?

それによって就活の方向性が大きく変わってきます。

なるべく早いうちに就活の軸が決まると良いでしょう。

 

 

軸があることによるメリット

 

 

就活の軸が決まると様々なメリットがあります。

私も就活の軸が決まった頃から就活が非常にやりやすくなりました。

是非参考にしてみてください。

 

業界や企業を絞れる

 

自分の軸が決まると、自然と自分の受ける企業が絞られていきます。

車を扱った仕事をしたいという人が、化粧品業界に行っても、車を売ることはできません。

私が早く昇進したいという思いがあったので、昇進の早いベンチャーを志望しました。

必然的に大手が除外されたのです。

 

人に関する悩みを解決したいという方であれば、人材業界が主な志望先になるでしょう。

他の業界でも人に関する悩みを扱うことは可能ですが、それは人事になれたらの話です。

一年目から人事になれる企業は多くないので、人について扱いたいなら人材業界に行った方が良いでしょう。

 

このように自然と業界が絞られていきます。

 

志望動機が書きやすくなる

 

就活の軸があると、業界や企業が絞れていきます。

なぜ絞れたのか、ということを書くだけで志望動機になります。

 

自分の就活の軸とは「私はこういうことを大事にしています」ということを表します。

大事にしていることがあって、それが実現できる業界、企業がそこだったという説明をするだけで志望動機の完成です。

細かいところは変えた方が良いですが、企業ごとにいちから考え直す必要はないのです。

 

非常に簡単ですね!

 

面接が楽になる

 

志望動機が簡単に書けるので面接も非常に楽になります。

 

面接官は「なんでこの学生はうちを受けにきたの?」ということを非常に気にします。

どこのどんなところに興味を持って来たのか、またその理由は何か?

 

軸さえきちんとあれば、これらに答えることは非常に容易です。

自分の考えた軸を相手に説明できればそれで良いからです。

 

 

就活の軸は最初が肝心

 

 

就活の軸は決める最初が非常に重要です。

なぜなら軸が変わってしまうと自分が受ける業界そのものが変わってしまう可能性があるからです。

数ヶ月間就活をしてみて、「やっぱり違った」となると、それまでの時間が勿体無いです。

中には内定が出た後に、「自分のやりたいことは他にある」と改めて就活を始める人もいます。

この行動は非常に非効率だと思います。

それまでの時間を無にするだけでなく、内定を出してくれた企業の方にも迷惑がかかります。

 

このような事態は軸をはじめのうちにしっかり詰めることで、回避できます。

手を抜かず、自分としっかり向き合って後悔の無いような軸を作りましょう。

 

 

軸の決める際のポイント

 

 

就活の軸の決め方は人それぞれです。

昔から興味のある分野について仕事がしたいでもよし。

将来なりたいものがあるならそれを軸にしてもよし。

 

ただ、軸の決め方についてポイントがあるので、それをお教えします。

 

今やりたいことは変化する可能性がある

 

今やりたいことで軸を考えると危険です。

会社には基本的に数年から数十年勤務することになります。

転職するにしても、同じ業界で転職することが大半です。

今考えていることが今後何年間も変わらないという保証ができるでしょうか?

例えば、異性の好みなどは人によってはコロコロ変わるでしょう。

 

就活をする中で、興味を持った分野などは特に危険です。

この場合、それまで興味を持っていなかったのに、何かがきっかけで興味を持つようになったということです。

同じように何か別のきっかけで興味を失ってしまうかもしれません。

 

就活中ならまだ良いのですが、10年後に興味がなくなってしまい、モチベーションを保つことができなくなれば、地獄の日々です。

仕事にやりがいがなく、ただお金のためだけに働く毎日になってしまいます。

 

なるべく深掘りをする

 

就活の軸はその人がどのような就活をしているかということを表します。

言うなれば、その人の人生のようなものです。

それが浅いものだとどうでしょうか?

自分が浅い人間だと公言しているようなものです。

全ての行動に意味があると思わせるくらい深掘りしましょう。

 

例えば、車に関する仕事がしたいという人でも、それだけで終わってはいけません。

車を開発したいのか、組み立てたいのか、完成した車を売りたいのか、それとも運転する仕事をしたいのか、そしてそれをしたい理由はなぜか。

この辺りまではしっかり考えましょう。

 

期限を設定する

 

期限を設定できそうな軸なら期限を自分で設定しましょう。

例えば、「5年以内に起業します。そのために御社で能力を磨かせて下さい。」などです。

 

別にそれを本当に達成する必要はないのです。

やりたいことが入社後に変わるかもしれないからです。

重要なのは、どれだけ考えているのかということを伝えることです。

絶対にやり遂げたいんだという意思を見せれば、人にはきっと伝わります。

 

 

やりたいことが何もない方へ

 

 

とは言っても何をやりたいことがない方をいらっしゃると思います。

そんな方のためにアドバイスを差し上げます。

 

一番不幸なことは能力がないこと

 

一番不幸なことは自分がやりたいことができたときに、それをできる能力がないことです。

あることがきっかけで「社会の貧困問題を解決するような仕事がしたい」と思ったとしましょう。

自社でできなければ、転職か起業が選択肢としてあります。

転職するにしても、その企業からいらないと思われれば、その仕事はできません。

起業することもそうです。

自分で会社を経営する能力がないと起業してもすぐに潰れてしまいます。

能力がないと土俵にも立てないのです。

 

起業できるような能力を身につけることを目標にするのも一つの手だと私は思います。

起業できる能力を身につけたからと言って、本当に起業しなければいけないわけではありませんから。

 

 

今回は就活の軸についてお話ししていきました。

皆様の参考になれば幸いです。