こんにちは!Naoです!
今回は私が実際に使っていた面接のテクニックについてお話ししていきます。
面接のテクニックは2回に分けてご説明していきます。
面接で重要なこと
これから面接のテクニックについてお話ししていきますが、全ての根幹となる重要なポイントは、面接官の印象に残ることです。
面接官は1日に何人もの学生を面接します。
みんな同じような話しかしないので印象の残りにくいという特徴があります。
つまり印象に残りやすい人ほど、興味を持ってもらえ、次の選考に進めます。
実際に私の体験では、面接官が話に食いついてきてくれた時はだいたい通りました。
逆にあまり興味なさそうにこちらの話を聞いているときはダメでした。
面接官の印象に残ることが基本なので、頭の片隅においといてください。
それではテクニックについてお話ししていきます。
結論から話す
これが一番基本的なことで、これができない学生はほぼ確実に落ちます。
結論から話すことは非常に大事なことです。
面接においてみなさんの話す内容はもちろん大事ですが、そもそもコミュニケーションを取れるかどうかを見ている選考だということを忘れてはいけません。
面接官は基本的に初めて会う相手です。
その相手に対して自分の話す内容が伝わらなければ、みなさんがどれだけ凄いことをしていきた人でも落とされてしまいます。
相手に自分の話をわかりやすく伝えるには、まずは結論について話してください。
結論から伝えないと面接官は「この学生は一体何の事について話しているのだろう」と思ってしまいます。
面接官に話が途中で遮られたり、興味なさそうに話を聞いている場合は最悪です。
自分から喋ってしまう
次に説明するテクニックは、
相手に聞かれそうな事はあらかじめこちらから話してしまうという事です。
面接官サイドは、基本的に採用の面接では聞かなければならない質問がいくつかあります。
それを限られた時間内に何とか聞き出し、逆質問まで持っていかなければなりません。
相手のペースで話してしまうと、自分が本当に話したい、伝えたいことが話せない場合があります。
そこで、相手に質問させるのではなく、相手が疑問に思うだろうことをこちらから話していきます。
それが伝わらなければもう少しわかりやすく伝えます。
そうやって面接の内容をこちらでコントロールし、自分が話しやすい空気を作って、自分が話しやすいように話しました。
私が実際にやっていた例を説明します。
就活の軸について質問された時、自分の就活の軸だけでなく、なぜそう考えたかの理由をかなり詳細に説明しました。
「私の就活の軸は3つあります。それぞれがこういうもので、その理由はそれぞれこうだからです。」のように伝えました。
そこが伝わりきらなければもう少し詳しく説明します。
なぜそのような考えに至ったのかもさらに説明します。
その軸を私の今までの人生に紐つけて、説明すれば、私の学生時代のことについて話の流れを作ることができます。
そんな感じで面接を進めていくと、いつの間にか時間がやってきて後は逆質問の時間になります。
これが私の面接のパターンでした。
ただし、一つの質問に対してこちらからいくつもいくつも答えることは悪手です。
例えば、志望動機について聞かれているのに対し、話す内容がいつの間にか学生時代に頑張ったことになってしまうと、コミュニケーションが取れていないことになります。
面接官も「志望動機聞いたのに、なんで頑張ったこと聞かされているんだ?この学生ただ覚えてきたことを話しているだけだな」と判断されてしまいます。
質問とは直接関係のないことについて話そうになったら、相手に許可をとってから話した方が良いでしょう。
他人と被らない行動をとる
他人と被らない内容の話をすることは非常に重要です。
面接官は学生の話す内容に飽きています。
だいたいがサークルやバイトのリーダーとしての経験ばかり。
全員が全員同じような話をしていれば、全く印象に残らないでしょう。
そんな中で、周りと違う行動をとることができれば、それだけで印象に残ります。
例えば、私は周りの学生が言わないようなことを言っていました。
「今日は嘘をつかずに喋りました。〇〇さん(面接官)が私のことを会社に合わないと思ったら落としていただいて構いませんので」ということを面接の最後にぶっこんでいました。
「「採用してください」って言ってくる学生はいるけど「落としていいです」って言う学生は中々いないよ。格好いいね」と人事の方に言われました。
他には、プレゼン課題を与えられた時も様々なことをしていました。
例えば、「うちの良いところ10個考えてきて」と言う課題に対しては無理やり100個くらい考えて発表しました。
「新規事業考えてきて」と言う課題に対しては3年目までの事業計画シミュレーションをエクセルで作成しました。
どこでどのように利益を稼ぐか、事業を行う場所はどこで家賃はいくらで水道光熱費はいくらかなど細かいところまでつめました。
私の例ではありませんが、最終面接で「お米作ってきました」と言った学生がその場で即内定をもらったという例を聞いたことがあります。
最終面接の時にES以外に「自分の友人達100人に自分についてのアンケートを答えてもらったものを持ってきました。それとESどっちを元にして面接したいですか?」と言った学生もいたそうです。
真似する必要はありません。
自分なりに考えて、他の人と何か違うことができないかどうか考えてみてください。
その企業での以前の面接の内容を踏まえる
面接で逆質問をすれば、それに対して面接官は答えてくれます。
また、全ての面接がそうではないのですが、フィードバックしてくれたり、アドバイスしてくれる面接もあります。
私はこれらで聞いたことを自分なりにまとめ、次の面接で話していました。
「以前このようにフィードバックいただいたので、こう変えてきました。」
「この部分の深掘りが足りないかなとアドバイスいただいたので、やってきました」
このように使っていました。
これをすることによって、面接官は「すぐに吸収して実行する素直な学生だな」と判断できます。
企業が新卒に求めている要素の一つに「素直さ」があります。
教えたことをきちんと実行してくれる素直な心が求められています。
それをアピールできるのです。
上司からすれば、自分の言ったことをそのまま実行してもらえれば良いのに、変に反発されるとめんどくさいです。
部活でも後輩に指導した時に反発されるとめんどくさいですよね。
言われたことをきちんと実行するということは基本的なことではありますが、社会人の初めの頃は非常に重要なことです。
それを面接でアピールできれば、内定をもらえる確率は非常に高まるでしょう。
予想外の質問が来ても黙らない
これも非常に大事です。
別に黙っても何かあるわけではありませんが、あまりにも黙る人が長いと面接官がイライラし始めます。
そうなるとこちら側にさらなるプレッシャーがかかってくるので、そうならないためにもなんとか会話をつなげましょう。
予想外の質問が来た場合、まずは、質問を聞きなおし、その質問の意図がわからないふりをして、時間を稼ぎます。
そのあとに、なぜすぐに答えられないのかの理由を話します。
黙って考え込んでしまうと、面接官も何をすれば良いかわからなくなってしまうので、それを防ぐのです。
それっぽい答えを考えつくまでなんとか時間を稼ぎましょう。
面接はコミュニケーションです。
黙って考えてしまうよりも、会話の中で考えるほうがコミュニケーション能力が高いと思ってもらえるでしょう。
たとえその質問が全く答えられなくも、ほかで挽回できる可能性があります。
諦めずに黙らないようにしましょう。
今回は私が実際に使っていた就活のテクニックについてお話ししてきました。
皆様のご参考になれば幸いです。
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