こんにちは!Naoです!
今回は最近話題の人工知能(AI)によって仕事が奪われてしまうのかどうかについて私なりにお話ししていきたいと思います。
目次
AIに仕事が奪われる?
AIに仕事が奪われるかどうかという問題は今後を生きる私たちにとって非常に重要なことになってきます。
自分の仕事がAIによって奪われてしまえば、自分の職を失うことにつながるからです。
結論から言うと、私はリストラはないが多くの人の仕事自体は奪われると思っています。
なぜなら、AIの導入は業務の効率化のために行われます。
業務の効率化をすることによって、空いた手を他の仕事にシフトし、より生産性を高めることが目的になるので、リストラはされないと思います。
今後、人口減少によって、人の採用が困難になります。
そんな社会状況の中、せっかくいる人材をわざわざリストラすることはよっぽどのことがない限りないと思います。
危機感は重要ではない
このことについて危機感を持っているかどうかは正直私はどっちでも良いと思います。
自分の仕事がなくなったからといって、いつまでもなくなったままというわけではないでしょう。
何かしら仕事は探せばあると思いますので、絶対に働けなくなるということはないでしょう。
仕事についても今までにないような仕事が出てくると思います。
それこそビッグデータの分析をする仕事であったり、AIの管理や開発を行うような仕事です。
これらは今までにない仕事ですが、新しく重要になるでしょう。
仕事自体はなくなることはないと思います。
重要なのは危機感を持っているかではなく、奪われたときにどのような行動を取るかだと思います。
なぜなら、新しくできた仕事につけるかどうか別の話だからです。
新しい仕事につける人はごくわずか?
私はAIを管理するような仕事が誰にでもできるとは思えません。
それ専門の知識が必要になってくると思います。
またビッグデータの分析をする仕事に関しても全く同じです。
これまでスーパーのレジ打ちをしてきたような人が突然そのような仕事ができるはずがありません。
そのため、前職での経験を生かそうとするならば非常に厳しい世の中になるでしょう。
またそのように難易度の高い仕事は基本的に給料が高く設定されます。
一方、誰でもできるような仕事は給料が低く設定されます。
日本国内の格差は更に広がっていくような気がします。
自分の仕事が人工知能に奪われてから、新しい仕事につくことは非常に難しいです。
それよりもレベルの低い仕事をやるのか、それとも事前に準備しておいてレベルの高い仕事につけるようにするかは個人の自由です。
いざ奪われたときにどうするのかと言うことを考えておくのは良いことだと思います。
なくなる仕事とは
なくなる仕事としてよく言われているのは事務職です。
特に大企業の一般職は今採用が非常に絞られてきており、非常に厳しい状態になります。
今の一般職の方々ももしかしたら、営業か管理のほうに配属替えになる可能性は大いにあると思います。
決まったことをただ淡々とこなすような業務は基本的に全てAIに代替されると思ってもらって良いと思います。
AIはあらかじめ決められたアルゴリズムに従って、機能します。
事前に設定できるような決まった仕事は理論上だいたい可能なのです。
例えば、最近AIによる自動応答システムをコールセンターが導入しています。
少しでもコールセンターの負担を減らすために、AIを導入しているのです。
このシステムによって24時間お客様からの問い合わせに対応できます。
また、電話するようなことではなく、簡単なことであればシステムに聞けば良いので、電話がくる量も抑えることができます。
今は一部ですが、これが完全に導入されれば、コールセンターにいる従業員の数も今より少なくなるかもしれません(完全にいなくなることはないと思います)。
なくならない仕事とは?
それではなくならない仕事とは一体なんなのでしょうか?
基本的に人と人が関わる職や仕事はなくならないと思います。
また誰も思いつけないようなものを生み出すクリエイティブな仕事もなくならないと思います。
それを以下にまとめていきます。
ここでは3つ紹介します。
ヒューマンマネージャー
ヒューマンマネージャーとは、チームをまとめて結果を出すような人のことです。
課長とか部長だと思ってもらえれば良いですが、もっと低い係長やチームリーダーなども含まれます。
人をまとめるということはAIにはできません。
AIは人間の感情をまだ理解できていませんので、まとめきれないのです。
人をまとめて結果を出すという能力は非常に重要なものになっていきます。
これから先、人口がさらに減っていくことが予想されるので、ますます人の需要が高まっていきます。
その中で、人を育て上げる能力を持っていれば重宝されること間違いなしですし、役割としてなくなることもないでしょう。
クリエイティブな仕事(デザイナーやエンターテイナー)
次にクリエイティブな仕事です。
人の心に響くようなものをAIは作れるでしょうか?
おそらくできません。
映画や音楽、劇やお笑い、アートなど様々な分野ありますが、これらはいつの時代も形が変わっても生き続けてきました。
それは人々に求められているからです。
今後は世の中がさらに便利になり、個人がより多くの時間を余暇の当てることができます。
その時に上のようなものを求めるのです。
これらの仕事もなくなることはないと思います。
コンサル営業(法人向け)
営業もなくなることがないと言われています。
ただし、それは法人向けの営業に関してのみだと私は思います。
昔は固定電話に営業の電話がかかってくることや、インターホンが鳴って外に出てみたら、営業の人がいたということが多くありました。
今ではその数もだいぶ減ったような気がします。
固定電話がない家もありますし、核家族化が進み、そもそも家に誰もいないという背景もあるのかもしれませんが、ともかくなくなってきています。
おそらく足で稼ぐような営業はもうなくなっていくと思われます。
昔は企業に行くと受付に人がいて、そこの人と仲良くなることがまずは第一関門だみたいなことが言われていましたが、
今の時代、そもそも受付に人がいません。
受付が全て電話になっていますし、今後はそれもAIの対応になるかもしれません。
飛び込みの営業ができなくなる可能性が高いのです。
そんな中、どんな営業が求められていくか、それは問題解決能力が高い営業マンです。
企業が抱えている課題を的確の抽出し、それを自社の製品やサービスで解決するという能力が今後さらに求められていきます。
ただ売れば良いのではなく、課題を解決してあげるような営業です。
これをコンサル営業と言います。
このような営業マンが求められていくと思います。
まとめ
今現在の仕事がAIに代替されていくということは近い将来必ず起こります。
それによって増える仕事は難しい仕事なので、誰にでもできるわけではありません。
その結果格差がさらに広がる社会が予測できます。
そんな中でなくならない仕事はリーダーなどのマネージャー、クリエイター、法人向けコンサル営業だと私は思います。
ドラッガーは企業の価値を次のように表現しています。
企業の価値は顧客を創造すること
顧客を創造することとは簡単に言ってしまえば、
製品(サービス)を作り、販売することです。
つまり、いつの時代でも製品(サービス)を作ることと、販売活動(営業活動)はなくならないのです。
ただ、個人向けの営業が厳しくなってきている現状があるので、営業は法人向けになります。
「自分には何の取り柄もない」と思っている方は、とりあえずサービスや製品を作る側になることを目指すか、法人向けの営業のスキルを磨くことが間違い無いと私は思います。
厳しい時代だと思いますが、頑張っていきましょう!
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