こんにちは!Naoです!

今回は就活において他人と被らないことの大切さについてお話しして行きます。

 

他人と被らないということ

 

他人と被らないことは就活において一つのポイントになります。

人事担当者は、何千人もの学生を相手に採用活動を行っています。

人気企業の場合はもっと多いです。

その中で、同じような学生がたくさんいると、全く覚えてもらえません。

これは就活では非常にきついことです。

 

そうならないためにも自分自身で他人と差別化することを意識して、大学生活を送ると良い結果につながると思います。

 

 

他人と被らないことによるメリット

 

 

他人と被らないことによるメリットは大きく分けて2つあります。

 

覚えてもらいやすくなる

 

みなさんが人事担当者で面接する側だったとして、バイトリーダー経験者やサークルの代表経験者の話をたくさん聞いていたとします。

その中で1人だけ「カンボジアで学校建てました」という人がいると、強烈な印象が残ると思います。

 

名前まではわからなくでも、カンボジアというワードだけで思い出すことができます。

人事同士の会話で話題になることも考えられます。

 

このように他の人が言わないようなこと、やらないようなことを伝えて、周りと差別化すると、人事に覚えてもらいやすくなるのです。

 

比較対象が少なくなる

 

就活の面接では比較の繰り返しになります。

「AとBならAの方が優秀だな。CとDならDが優秀だな」という感じです。

集団面接などは特にわかりやすいと思います。

 

その時に、体育会系の学生がたくさんいたら全員部活の話をしてきます。

そうすると人事側が比較しやすくなるのです。

 

もちろん自分のエピソードに絶対の自信を持っている人ならそのまま戦えば良いのですが、そうでない人にとっては、比較対象が多いと厳しい戦いになります。

 

そんな中、先ほどのように皆さんが、カンボジアに学校立てたというエピソードを話したらどうでしょうか。

そんな学生がそもそも多くないので、比較のしようがありません。

この場合、皆さんが会社に合っているかどうか、皆さん自身が優秀かどうかということで選考の通過を決めることになります。

皆さん自身をきちんと見てくれるので、ミスマッチを防げる良い選考になります。

 

 

日本の義務教育との矛盾点

 

 

私が就活を経験して気づいたことは、日本の教育と社会で求められる人物は矛盾しているということです。

 

私が今まで受けて来た教育では、みんなと同じことをすることが正しいとされていました。

例えば、先生の言うことには必ず聞くと言うことです。

先生が「あれやりなさい」「これやってはいけません」ということを言ったらそれに従うことが正しいこととされていました。

しかし、就活では逆に周りと違うことが求められました。

 

例えば、他の人と全く違う経験をしている人にスポットライトが当たっていました。

体育会とかサークルに入っていないけど、ふら〜と海外に行って現地で友達作ってシェアハウスしていましたと言う人がいたり、友達の起業を手伝っていましたと言う人もいました。

人事の人もこのような人たちの話を聞くときは興味深そうに聞いていました。

 

中学や高校までのような感覚でいては就活では成功しません。

人から言われてから動くのではなく、自分の頭で考えて動ける人材が望ましいでしょう。

 

言われたことをやっていれば良いと言う日本の教育の良くない部分が原因ですが、

なるべく学生時代には自分の頭で考えて行動するか、常識にとらわれないような行動をした経験をしておいた方が良いと思います。

 

 

自分のオリジナリティを見つけること

 

 

とは言っても「今更そんなことをする時間なんてない」と言う方もいらっしゃると思います。

そんな方の中で、さらに「何も特別なことをしたことがない」とおもっている方もいるかもしれません。

そんな方々のために一つ、自分のオリジナリティを見つけるアドバイスをしたいと思います。

 

様々な要素を掛け合わせる

 

ある一つの事柄だけで勝負しようとすると、非常に厳しい戦いになります。

複数の要素をかけ合わせることによって、自分のオリジナリティーが出せます。

〇〇×〇〇です。

この〇〇の中にはなんでも入れて良いです。

バイト、留学、勉強、部活、長期インターン、自分の性格等なんでも良いです。

 

私の例

 

私は大学では体育会に所属しています。

スポーツ自体は真面目に取り組んでいますし、主務や副将など様々な役職も経験し、部のために必死に働きました。

部活動のことについて就活で話したかったのですが、スポーツで結果を残せた訳ではありませんでした。

「体育会で頑張った」というエピソードだけで戦おうとすると、他にも体育会で頑張った人は大勢いるので、非常に厳しいです。

頑張っただけでなく、さらに全国大会などで結果を残している学生もたくさんいますので、私のような人間ではほぼ勝てません。

 

私は個人的に勉強にも力を入れており、大学で表彰とかもされたことがあります。

そこで私は、「ただ体育会で頑張っただけではなく、勉強との両立を高い次元で達成した」というエピソードを話しました。

体育会で結果を出す人なら世の中にたくさんいるけれども、勉強とそれを両立しているという点で、ほかの学生と差別化を図ったのです。

 

これだけ差別化しても、世の中は広いもので、そのような存在が他にいないわけではありません。

そこで、私は「嘘をつかない」「情熱がある」「礼儀を尽くす」のようなことを加え、自分が唯一の存在であることをアピールしました。

 

ここまでくると、なかなか被る事はありません。

「体育会は被っているけど、勉強が被っていない」

「情熱や嘘をつかない人だけど、体育会ではない」

このように似ている人は現れますが、同じ人に合いませんでした。

 

これはあくまでも私の例です。

皆さんのは、自分の長所や大事にしていること、これまで頑張ってきたことを列挙してみてください。

例えば、TOEICのスコアが良い方なら、

ただTOEICのスコアが良いだけの人なら世の中にたくさんいるので、それに皆さんなりの個性を加えてみてください。

そこからさらに自分の性格や特技などを掛け合わせていけば、周りの人とは違うことがアピールできるようになります。

 

 

今回は他人と差別化することの重要性についてお話ししてきました。

是非参考にしてみてください。