こんにちは!Naoです!

 

今回は起業という選択肢についてお話ししていこうと思います。

就活をする上で、なぜ企業に社員として入社するのか、起業ではダメなのかということについてしっかり考えたほうが良いと思います。

 

起業とは

 

 

起業とは、自分で会社を起こして運営していくことです。

通常であれば、高校生か大学生のうちに就職活動をして、既存の企業の中で自分が入社する企業を選びます。

しかし意識の高い一部の学生は、学生時代から会社の真似事をするような活動をして、お金お金を稼いでいます。

その活動を法人化することが起業になります。

 

現在は株式会社のみですが、国に紙を一枚提出すれば、起業することが可能です。

また、最近はクラウドファンディングなどで資金を集めることも容易になってきているので、比較的起業はしやすくなってきていると言えます。

 

 

新卒入社との違い

 

 

入社するのと企業するのの大きな違いは、仕事の難易度とその視点です。

 

新卒入社した時は、基本的に研修などでビジネスの基本や業務の基本について学ばせてくれます。

仕事自体も、上から指定された部署で決められた業務をすることになります。

一人で営業も管理もやるということは最初はありません。

 

しかし、起業するとなると話は変わってきます。

起業する場合は、自分でお金を捻出しビジネスを立ち上げた後、それを途切れないように常に売上と利益をあげつつ、自分の生活費も稼いでいかなければなりません。

 

最初はおそらく自分一人でしょう。

なぜなら、他の人を雇うほどの余裕がないからです。

また長時間労働になりやすい傾向があります。

これは、自分が頑張らないと企業が倒産してしまい、収入が0になってしまうからです。

 

新卒で働く場合は、言い方は悪いですが、企業のコマとして働きます。

起業する場合は、企業を回す側、ビジネスを生み出す側で働くことになります。

この違いは非常に大きなもので、それだけ起業のハードルが高いことを示しています。

 

 

起業において必要なこと

 

 

そんな難しい起業をする上で、重要なことを2つ紹介します。

私自身は企業したことはありませんが、実際に起業して、成功している社長から聞いた内容です。

是非参考にしてみてください。

 

期限を決めること

 

まず1つ目は期限を決めることです。

期限というのはいつまでに起業するかということです。

学生のうちに起業するのか、それとも入社してから10年以内に起業するのか、はたまた起業できるスキルが身についてから企業するのか、起業するときの基準は、様々あると思います。

 

具体的にプランがなければ、計画は立てられません。

自分がやりたいビジネスで起業するにはどんな力が必要で、いつまでにどのようなスキルを身につけたらよいのかということをしっかり計画することが起業する上で必要なことです。

 

勝てる市場に参入すること

 

2つ目が、勝てる市場に参入するということです。

たとえ、計画が非常に緻密だったとしても、もう成功性が限りなく低いような領域でビジネスをしても儲けることができません。

つまり、ビジネスを続けていくことができないということです。

 

勝てるビジネスや、まだ参入余地のある領域で勝負することが企業を成功させる上で必要なことです。

 

 

起業は簡単なものではない

 

 

起業は決して簡単なものではありません。

起業の社長の話をこれまでに5回以上直接聞いたことがありますが、誰しも困難にぶつかっていて、それを死ぬ気で乗り越えてやっているのです。

 

参考までに企業の生存率は10年で6%、20年で0.4%と言われています。

つまり、1000社企業があるうち、10年で生き残っているのは60社、20年で生き残るのはさらに少ない4社です。

ほとんどの企業は生き残れません。

また、生き残れない企業の多くは、創業間もない時期にヒト・モノ・カネの不足に陥り経営が破綻します。

起業してすぐの時期にビジネスを継続させることがどれだけ難しいか、続いたとしても10年まで続けるのがどれだけ難しいかということが数字を見れば明らかだと思います。

 

 

起業によって得られるもの

 

 

起業によって得られる生活は企業の中で社員として働く生活では決して得られないものです。

たとえば、企業で働く上では自分がやりたくない仕事でも命令されれば、やらなければなりません。

たとえ朝早くに電車に乗って仕事に行くのが嫌だったとしても行かざるを得ません。

 

しかし、起業したとき、それをやりたくないならしなくても良いのです。

自分が社長でむしろ命令を出す側なので、人から指図を受ける必要はありません。

何もかも自分で決めて生きていきたいという人には性格的には合っていると思います。

 

また、起業できる力が自分にあるということは人生にとって非常に大きな助けになります。

世の中にビジネスを生み出せる力を持つ人は多くいません。

また企業を経営して成長させていけるような優秀な経営者もそれほど多くありません。

自分が起業して仮に成功することができれば、この2つの力を得ていることになります。

 

この力さえ持っていれば失業なんて怖くありません。

安定した仕事が欲しければ、ビズリーチなどの転職サイトを使って、ビジネスを生み出す側に転職し、部長クラスの役職で事業を回していけば良いのです。

仮にその仕事をクビになったとしても自分で起業すれば良いだけなので、全く怖くありません。

 

 

まとめ

 

企業は非常に難しいものです。

体力的にも精神的にも厳しいですが、それを成功させることができれば社会を生きていく上で苦労することはほぼないと思います。

それだけ価値のあることです。

 

それについて知った上で、なぜ自分がその道を選ばす企業に就職するのかということを一度くらいはしっかり考えてみたほうが私は就活においては漏れがないのではないかと思います。