ベンチャー9社内定した就活ブログ

こんにちは！Naoです！

 

今回は前回の続き、選考が始まる前段階として

自己分析についてお話ししたいと思います。

 

 

 

自己分析とは

 

 

自己分析とは、自分についてよく知ることです。

「自分のことなんて考えなくてもわかる」と思っている方も中にはいらっしゃるかもしれません。

しかし、面接で苦戦している方の多くに話を聞いてみると、自己分析をあまりやっていないように感じます。

 

例えば「なぜあなたは大学に行っているのですか」という問題について考えたことはあるでしょうか？

あなたが大学に入った理由は何なのでしょうか？

勉強したいだけなら、大学に行かなくても本を読めばできます。

社会のことについてよく知りたいのであれば、フリーターとしてアルバイトを掛け持ちしまくった方がリアルな社会について学べるでしょう。

他にも選択肢がある中で、なぜあなたは大学という教育機関にいるのでしょうか？

 

また、なぜその大学なのでしょうか、ほかの大学ではダメだったのでしょうか？

なぜ高校に行ったのでしょうか？その理由は？

 

これはただの一例ですが、学生時代に頑張ったことや、志望動機などを考える際にも、なぜその考えに至ったのかという理由がなければ、ESでも面接でも通過できないでしょう。

なぜなら、表面上しか考えられていない人であると伝えているようなものだからです。

 

自己分析はいつからでもできます。

しかし、最も後回しにされやすいです。早め早めの準備を心がけてください。

 

 

自己分析をやる理由

 

 

自己分析をやる理由は、就活の軸を確固たるものにするためです。

本当にこれに尽きます。

 

就活の軸がはっきりしていないと、自分が将来何をしたいのか、どのような企業に入りたいのか、またなぜその企業なのかという理由が薄くなります。

人事の方に聞いてみると、自己分析がしっかりしている人とそうでない人は話すだけですぐわかるそうです。

 

また、面接で予測していない質問が来ると、焦ってしまいますし、最悪の場合答えられなかったり、面接の中で矛盾が生じてしまうかもしれません。

そうすると、面接官は「あまり深掘りしてきてないんだね」と考え、あまり良い評価が得られません。

そのような事態を避けるためにも、自己分析は非常に重要です。

 

 

自己分析のやり方

 

 

自己分析には2つの方法があります。

過去から自分を振り返る方法と、将来の自分を想像する方法です。

それぞれ説明したいと思います。

 

過去から振り返る方法

 

過去から振り返る方法では、小学校時代、中学校時代、高校時代、大学時代でどのようなことがあったか、そして、どういう行動を取ってきたのかということを明確にします。

 

一番大事なのはもちろん大学時代なので、そこは確実に抑えておきましょう。

高校時代について深掘りし、それを面接で話しても「それじゃあ君は大学時代何をしてたの？」と言われてしまうので注意しましょう。

 

エピソードももちろん大事ですが、過去の自分がどのようにして今の自分につながるかということの方が重要です。

 

将来の自分を想像する方法

 

具体的には入社後に自分がどうなっていたいのかということを考えることです。

ポイントはなるべく具体的に考えることです。

例えば、「3年目までに部下も持つ」「30歳までに課長になる」とかです。

 

将来のことなんて誰にも分からないので、ほとんどの人が考えません。

そこで考えていれば、他の人と差をつけることができるので、考えてみる価値はあります。

 

 

自己分析の真髄、深掘り

 

 

自己分析の方法は上の通りです。

ただし、それだけでは真の自己分析ではありません。

 

真の自己分析とは何を聞かれても相手を納得させられるような論理的説明ができるようになることです。

その方法は、徹底的な深掘りです。

 

深掘りのやり方がわからないという人は、なぜ？ということを5回くらい繰り返してみてください。

自分の奥底にあるものは一体なのか、ということがわかります。

 

例えば私が大学で体育会の卓球部に入った理由を深掘りしてみます。

 

「なぜ大学で部活をやっているのか？」

→続けたかったから

 

「なぜ続けたかったのか？」

→高校で諦めきれなかったから

 

「なぜ諦めきれなかったのか？」

→たくさん練習しても結果が出なかったことが悔しかったから

 

「なぜ悔しいのか？」

→バカにしてくる人を見返したかったのにできなかったから

 

「なぜ見返したかったのか？」

→認められたいから

 

このことから私の奥底にあるものは「認められたい」という気持ち、すなわち承認欲求ということになります。

ここで分かった観点からもう一度エピソードを洗い直すことで、その時に自分が何を思っていたか、どうしてその行動をとったのかということがすぐにわかります。

 

ぜひやって見てください。

 

 

自己分析の注意点

 

 

自己分析はいつからでもできますが、終わりがありません。

終わりがないため、いつまでも続けてしまう人がいます。

いつまでも自己分析をしてしまって、他のことが何もできない可能性もあります。

ある程度ESや面接で話せそうなエピソードがいくつかわかれば、あとは友達とかと実践してみてください。

実践してみて、答えられないようなら、またやり直せば良いのです。

 

一番困るのは、選考の途中で自分がブレてしまうことです。

私は自分がブレてしまったので、非常に苦しい思いをしました。

 

原因は自分の深掘りが甘かったからです。

そんなことにならないように皆様は是非しっかりとした深掘りをしてください！

 

 

今回は選考の前段階として、自己分析についてお話ししました。

 

皆さまのご参考になれば幸いです。