こんにちは!Naoです!
本日は選考の前段階として、インターンシップとは一体何なのかということについてお話ししていきます。
具体的には、インターンシップの種類や目的、インターンシップに参加する必要性はあるのか、などをご説明します。
目次
インターンシップとは
インターンシップとは就業体験のことです。
社会人になる前に、企業で働くとはどういうことなのかということを、実際に企業に赴いて体験するプログラムです。
主に企業側が主催する採用関係のイベントだと思ってもらえれば間違いないです。
ひとくちにインターンシップといっても、実は様々な種類があります。
期間や内容によって4種類に分類することができるので、順を追って説明していきます。
セミナー型
期間:数時間〜半日程度
内容:会社説明会、1 day インターンと呼ばれる
企業の会議室やセミナールームなどを使って行われます。
純粋な会社説明会とは異なり、軽いワークが行われることが多く、基本は選考なしで応募先着順となります。
非常に短い時間なので、これに参加してもその企業の理解が深まることはほぼありません。
会社についてそこで知れる情報は、企業ホームページに書いてあること大差ないので、無理して出ても得られるものは少ないでしょう。
ただしこのインターンシップに出ることによって、非公表のセミナー等の情報がもらえる場合や、選考ルートの案内がもらえることもあるので、全く参加しない方が良いというわけではありません。
プロジェクト型
期間:1日〜1週間程度
内容:職場とは別の会場(会議室等)で課題を出され、それをグループで解決する。
講義や社員との座談会が行われることが多い。
実際の職場に行くことはありませんが、セミナー型より奥が深いワークを行います。
選考がある場合とない場合があるので、よく確認した方が良いでしょう。
内容は主にワークが中心となります。
ワークの内容は企業で実際に行っている仕事の簡略版から営業体験、自己分析のやり方まで、企業や時期によっても様々です。
ワークの合間に企業の紹介をしたり、ワーク後に社員を招いて質問できる機会が設けられたり、運がよければ社長や役員の方が登壇してお話を聞けたりします。
就業体験型
期間:1週間〜1カ月程度
内容:実際に職場に入り込んで、実務で何をしているか実際に社員から学ぶ。
就業体験と聞くと真っ先に思い浮かぶのがこのタイプだと思います。
しかし、実際にはこのタイプのインターンシップは少ないです。
企業の都合上、数自体も少ないですし参加できる人数も少ないので、選考が行われる場合がほとんどです。
企業によっては交通費や給与を払ってくれる場合もあります。
実際の職場に入り込むため、その企業で働くということが具体的にイメージできます。
社員の方と関わる機会も多いので、現場で働く生の声を聞くことができます。
このタイプのインターンシップは最終日に出された課題や学んだこと等をプレゼンする場合がほとんどです。
もし、企業を知るという目的でインターンシップに参加するなら、最も企業のことが分かると思います。
長期インターンシップ(≒アルバイト)
期間:1カ月以上
内容:社員がやっている業務や、あるプロジェクトを実際に行う。給与も支払われるがその分責任も重い。
社員と同じように働くので、給与が発生することが多いですが、もちろん無給の場合もあります。
内容や条件に関しては募集要項によるので、一概には言えません。
また、普通のバイトとは異なり、周りの人が懇切丁寧に教えてくれることはありません。
メンターと呼ばれる監督者はいるかもしれませんが、その人も暇ではないので、基本的には自分の頭で考えて行動することになります。
私が大学1年生や2年生ごろにやっておけばよかったと思うことの一つです。
実際に社会人のように働くことで、社会の本質が見えてくることもあります。
その企業に入らなくても良い経験になることは間違いないでしょう。
ただ、その企業のことが分かるとは限りません。
むしろ仕事で忙しくなって、それどころではないと思います。
長期インターンシップは就活のためにやるというよりも、社会勉強や働くという意味を実感するという方が意味合いが近いでしょう。
インターンシップの目的
次にインターンシップの目的について説明します。
インターンシップ参加によって
・自分の志望する業種を実際に体験できる
・業界研究や企業研究ができる
・入社後のミスマッチを防げる
ということができます。
また、インターンシップ参加のために企業によってはesや筆記試験、グループディスカッションや面接などの選考があります。
これは本選考でも行うものなので、その練習という意味でもインターンシップを使うことは賢い方法だと思います。
ただし、参加する目的は人によって様々なので、正解はありません。
インターンシップは開催する企業側にも、もちろん目的があります。
企業は優秀な人材を獲得したいので、早期から学生との接点を持とうとします。
そして興味深い学生がいれば、選考に進んでもらうために優遇したりします。
インターンシップは企業にとっては就業体験の場を提供するためのものではなく、採用活動の一環なのです。
インターンシップに参加する必要性
そんなインターンシップに参加する必要はあるのでしょうか?
基本的にはあると思います。
ただし、参加する目的を明確にしなければ行く意味はないでしょう。
基本的にインターンシップは誰でも参加できるわけではなく、選考を通らなければいけないインターンシップもあります。
内容や思惑も企業によって異なります。
例えば、同じプロジェクト型でも期間が異なれば、内容の濃さも異なります。
参加者の中から優秀な学生を見つけて、早期選考ルートにのせるようなインターンシップもあれば、全く選考に関係のないものもあります。
これは企業によって全く違うので、実際に参加してみないとわかりません。
重要なことは何を目的にするかということです。
目的が果たせなかったり、目的がなければ、インターンシップは特に参加する意味はないと思います。
インターンシップに参加することは無料ではありません。
企業に行くために交通費を払いますし、選考などの準備で時間を取られます。
企業によっては、スーツなども用意する必要があります。
ただ「就職活動何から始めば良いか分からない」「就職活動が不安だ」等の悩みを持つ人はインターンシップに参加することで上記の「学生の目的」のメリットを享受できるので、参加することをオススメします。
私は最終的に10社以上のインターンシップに参加しました。
期間も業界も様々でしたが、それによって初めて会う人とのコミュニケーションの方法を覚えました。
これは就職活動に非常に役立ちましたし、私生活でも役立ちました。
特に目的がない人はインターンシップに参加する必要はありません!!
ただし、参加するとメリットが多いので不安な人は参加したほうが良いです!!
インターンシップが何なのかよく分からないとお悩みの方の参考になれば幸いです。
今回はこの辺りで失礼いたします。
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