こんにちは!Naoです!

今回は前回から引き続きお話ししている新卒採用選考の中で、最終面接についてご説明していきます。

 

最終面接になるとプレッシャーも大きくなりますので、少しでもご参考になれば幸いです。

 

 

選考の流れ

 

 

志望企業に応募

筆記試験ES提出

説明会

集団面接グループディスカッション

個別面接 (複数回)

最終面接

内々定

名前の通り、選考の最後に行われるものです。

 

 

最終面接とは

 

 

最終面接は名前の通り、最後の選考です。

この選考に通過できれば、その企業から内定をもらうことができます。

逆に言えば、ここで落ちればそれまでの苦労がすべて水の泡になります。

 

面接官は企業の社長、もしくは役員レベルの方です。

つまり、これまで幾度となく修羅場をくぐってきたような方と渡り合う必要があるのです。

やはりその企業で偉い方というのは基本的に雰囲気がそれまでの面接官とは異なりますので、それ相応の心構えが必要になります。

 

 

面接の形式

 

 

面接自体はこれまでの面接と同じように行われます。

それ以外で何か発表等させられる場合は、別途連絡があるでしょう。

 

形式は基本的には学生1人に対して、社長ないし役員が1人。

大企業などでは複数人の方が面接官になることもあるそうです。

 

他のパターンでは、社長や役員の他の人事が立ち会うパターンもあります。

 

私が経験した中の最高は私1人対相手の社長、副社長、人事の3人です。

それ以外だと、社長や役員と1対1のことが多かったです。

 

 

面接での心構え

 

 

最終面接で相手にしなければならないのは、その会社の経営に携わっている人です。

これまでの面接官とは目線が全く異なりますので、注意してください。

 

これまでの面接では、その企業が決めた基準をもとにして次の選考に通すかどうか決めているだけです。

しかし最終面接では内定を出すかどうかということを面接官は決めなければなりません。

 

「この人は本当にうちの会社で働きたいのだろうか」

「この人がうちの会社に合っているだろうか」

「本当に内定を出して良い人物なのか」

以上のようなことを今までよりも深い目線で確かめられていきます。

 

面接官の立場は非常に責任が伴うため、これまでよりも慎重に面接を行います。

 

 

最終面接で話すべきこと

 

 

それはそのような面接ではどのようなことを話すべきなのでしょうか。

 

質問自体はこれまでとあまり変わらないと思います。

あなたがどんな人間なのか、これまでどのようなことを頑張ってきたのか、その理由はなぜか。

 

ただ、質問が同じでも、相手がその質問をとらえる目線が違います。

これまでよりも高い視点、広い視野であなたのことを判断していきます。

そのため、あなたもそれ相応の視点や視野で受け答えする必要があります。

 

自分がなぜその行動をとったのかという理由をきちんと深掘りして、あなたがどのような人間なのかということをしっかり伝えられるようにしてください。

 

この時に正直に話せないようだと、落ちる可能性が高まります。

相手は自分よりも圧倒的に社会的経験を積んでいるため、嘘をついてもすぐバレます。

就活で嘘をつくなというつもりは全くありませんが、嘘をついているともし気づかれた場合面倒なことになります。

あなたが面接官の立場だとしたら、嘘をついている人を採用したいと思うでしょうか。

 

最終面接では嘘がバレるリスクがこれまでよりも格段に高くなるので、ありのままで勝負した方が良いとオススメしておきます。

 

 

「最終まで行けばほぼ大丈夫」というの言葉は正しいのか

 

 

よく最終面接は入社意思の確認のみという勘違いをしている方がいるので、その点を訂正しておきたいと思います。

 

最終面接でも普通に落ちます。

最終まで行けたからといって油断しないでください。

むしろ選考が進むにつれて、周りのレベルも上がっていくので最後が一番厳しいです。

さらに選考官もレベルが高いので最悪です。

 

もちろん入社意思の確認はされます。

ただ、最終に来ているということは入社意思があるという判断になるので、そんなもの当たり前の話です。

 

 

最終面接でのアドバイス

 

 

最終面接までこれたということは、それまでの面接官はあなたと働きたいと思ってくれているということです。

選考官が面接を通すということは「一緒に働きたい」という思いであなたを送り出しているのです。

 

これまでの面接官に認めてもらえているということを自身にして、これまでの面接で話して来たことをまとめて、自分自身をいかに伝えられるかということを考えましょう。

 

中には周りと違うことをして「こいつは面白い」と思われることで内定をもらう方法もありますが、誰もがそのようなことをする必要はありません。

あなたができることをしっかりとやりましょう。

 

仮に落ちてしまったとしても、「この企業とは根底にある価値観が合わなかったんだ」とすぐに切り替えましょう。

 

最終面接官は良い大人なので、単なる好き嫌いであなたを落とすことはありません。

社風や人柄、能力などを総合的に見て、あなたがその企業に合わないと判断されただけです。

仮に合わないにも関わらず入社してしまうと、入社後に辛いことになります。

 

最悪の状況を避けてくれたと思えば良いでしょう。

 

 

今回は最終面接についてお話ししました。

 

皆様のご参考になれば幸いです。