こんにちは!Naoです!
今回は前回の就活体験談の続きを書いていこうと思います。
ベンチャーに入るなんて微塵にも考えていなかった私がベンチャーと出会うまでの道のりを語ります。
目次
ベンチャーとの出会い
8月にインターンシップに参加して以来、特に何をすることなく10月を迎えました。
その時レクミーという就活サイトに登録していたのですが、そこから業界研究イベントのお誘いのメールがきました。
内容は総合商社、専門商社、メーカー、ベンチャーなどが集まり、パネルディスカッション形式で行われる説明会的なものでした。
参加すれば交通費がもらえるとのことだったので、試しに参加してみました。
目的はB to Bメーカー一択です。
商社は英語が必要ですし、激務なので考えていませんでした。
専門商社も英語が必要なので嫌でした。
ベンチャーなんてもってのほかです。
そんな思いで参加したイベントで、初めてベンチャー企業の話を聞きました。
ベンチャーの話を聞いたときに、私が思ったことは特にありませんでした。
自分が行くわけないと思っていたので、普通に聞き流していました。
メーカーの時はたくさん質問したのに、ベンチャーの時は全く質問しませんでした。
それくらい興味がなかったのです。
お恥ずかしながらこれがベンチャー企業と私の出会いです。
たまたま参加したマッチングイベント
その後、またしてもレクミーからメールがきて、就活のマッチングイベントなるものの存在を知りました。
リアライブという会社が主催しているイベントで、イベント内で行われるグループワークを見た企業の人事が学生の評価をするという内容でした。
一体なのワークが行われるのかわかりませんでしたが、「その場で内定」という謳い文句につられ、「グループディスカッションの練習になれば良いや」という軽い気持ちで参加しました。
おそらくこれが私の本当の就職活動のスタートです。
これに参加していなければ、いまの私はいなかったであろうと思います。
衝撃を受けたイベント
参加してみて私は3つの衝撃を受けました。
グループワークが死ぬほど難しい
そのイベントでのグループワークはそれまで経験してきたどのグループワークよりも難しいものでした。
まず会場に着くと小さいテーブルに4人前後で分けられます。
その誰もが知らない人で、学歴も性別も関係なく集まります。
そんな気まずい雰囲気の中でまずは企業紹介から始まります。
そのあとにグループワークをやるのですが、これが非常に難しいものでした。
ワークが複雑なルールなのに対して、説明はさらっとしか行われません。
また、ワーク中は人も足りなければ時間も足りない、鬼のようなワークでした。
初めて参加した時のワークの順位は下から数えたほうが早いほどでした。
本当に選考につながる
ワーク後に、企業の座談会のようなものが行われます。
企業担当者に好きなことを質問できるコーナーです。
その時間で、企業の方が気になると思った学生は特別に担当者の方と1対1で面談してもらうことができます。
私は幸運なことに初回からその特別面談に選んでいただけました。
その場で選考ルートの説明があったり、無条件でインターンシップへ参加できる券みたいなのをもらえました。
後日直接メールで「面談しにきませんか」と連絡がきたこともありました。
今までインターンシップに参加してみて、特に選考に繋がったり、特別扱いしてもらえるような感じはありませんでした。
しかし、このイベントでは実際に選考につながる要素がたくさんあったので、非常に驚きました。
あっという間に予定が埋まる
企業は大体6社くらいきていました。
特別面談してもらえなくても、その企業が主催するイベントやインターンシップの案内をもらうことができます。
そのイベント全てに参加すればそれだけで6つの予定が埋まります。
そのイベントにもう一回参加すれば、もう6社出会えるので、もう6つ予定が埋まります。
それまでガラガラだったスケジュール帳が一瞬で埋まっていきました。
びっくりするくらいの速度で埋まっていき、私の場合は1ヶ月先までキツキツの予定なりました。
予定がきつすぎてそれから毎月1回は体調を崩すことになりましたが、スケジュール管理の重要性を身をもって学ぶことができました。
私を変えたベンチャーとエージェント
そのイベントの特徴は参加する企業の多くはベンチャーだということです。
当時の私にとってはあまり興味のない会社形態でしたが、大手の選考がまだ先であるということ、予定が埋まることが嬉しかったということで、人生経験と思い色々行動していました。
私安定に凝り固まった思考を変えてくれたのはあるベンチャー企業とエージェントの方の言葉でした。
市場価値とは?
イベント後に声をかけてくれたベンチャーの方との座談会の時に、市場価値という話を伺いました。
「大手企業で年収800万もらえていたとしても、転職したら600万くらいになるのが現実」
これを聞いて私は衝撃を受けました。
私は家族を養うために最低800万円くらいは稼げるようになりたいと考えています。
しかし、大手企業でそれだけのお金を稼げたとしても、もし仮に会社が潰れたりリストラされてしまうと、そのお金が稼げなくなって家族に負担をかけることになってしまいます。
そのベンチャーの方はこうも言っていました。
「少し前まで登録してたビズリーチだけで、今でも年収1000万くらいでオファーくるよ」
これを聞いて私は大手企業に入ることが本当に安定なのかどうかを考え始めました。
今の時代、不祥事が起きれば会社は規模に関わらず倒産してもおかしくありません。
「自分自身の市場価値が高いと、たとえリストラされても家族に苦しい思いをさせずに済むのではないか」
私はそのように考え始めました。
どっちも狙っちゃおう!
安定という言葉について悩んでいる時、就活エージェントの方に面談をしてもらう機会があったので、市場価値という話をして、ベンチャーと大手どっちが良いか悩んでいるという話をしました。
その時言われたのが
「君はベンチャーがあってると思うけど、大手も気にしてるならどっちも受けちゃおう!」
ということでした。
確かに、どちらか一方に絞る必要はないとそこで気づき、ベンチャー企業も本格的に考えるようになりました。
今回は私のベンチャーとの出会いについてお話ししてきました。
この辺りで失礼いたします。
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