こんにちは！Naoです！
今回は前回のたくさんの企業を受けることとは逆に、企業を絞って就活をすることについてそのメリットやデメリットなど話していきます。
企業を絞るということは少ない数の会社しか受けないということです。
個人的にはあまりこの就活のやり方は危険なのでお勧めできません。
今後の参考にしていただければと思います。
目次
前回の話、たくさん企業を受ける就活のやり方
前回はたくさん企業を受けるという就活の仕方について話しました。
そのメリットは大雑把に言ってしまえば自分の可能性が広がるということです。
一方、デメリットは自己管理も最後決めるのもともかく大変だということです。
私自身は企業を特に絞らず、関わりがある企業をひたすら受けていました。
その分スケジュールがキツキツになり、管理が大変でしたし、最後どの企業に行くのか決める時も非常に悩みました。
今回はそのやり方の反対で、企業を少ない数しか受けないという就活のやり方についてです。
就活をやっていた時に私が感じたこととして、内定をもらったら就活を辞めてしまう人や大手しか受けない人、1つの業界に完全に固定している人が結構いました。
何かしら葛藤があり最終的に自分が納得してそのような決断をしたのなら私は素晴らしいことだと思うのですが、安易にこのようなことをしている人も中にはいます。
これは将来的に危険なことなので、改めて考え直すことをお勧めします。
企業を絞るメリット
そうはいっても、企業を絞って選考を受けるということにもメリットがあります。
いくつかあるので、順に紹介していきます。
受ける企業に集中できる
少ない数の企業しか受けないのであれば、その分企業1社あたりに使える時間が増えるので、その企業の対策がしやすくなります。
企業の対策とは、面接の練習をするということではありません。
その企業の歴史や文化、今後の戦略などをしっかり頭に入れて、その企業で働くことをイメージすることです。
自社で働くことをイメージしている学生か、そうでなく広く受けに来ている学生かということは話していればすぐにわかります。
どちらのタイプの学生の方が望ましいかというと、自社できちんと働くことをイメージしてくれている学生です。
これは志望度が伝わるからです。
しっかり準備できるので、自分の志望度を企業にアピールすることができるのです。
スケジュール管理が楽
選考自体少なくなるので、予定も少なくなります。
バイトや部活、サークルなどもそれほど不自由なく行うことができるでしょう。
忙しい人にとっては非常に良いことのように思えます。
おそらく専攻があって、大学の研究で忙しいような人は、このタイプの就活になりがちだと思います。
しかしながら就活は自分の今後を決める大事なことです。
いま忙しいことが本当に自分の将来より大事なことなのか考えて決めた方が良いと私は思います。
企業を絞るデメリット
次にデメリットについて説明していきます。
企業を少なく受けることによって何が起きるのか、皆さんも自分で一度考えてみた方が良いでしょう。
選択肢が狭まる
当たり前の話ですが、自分の選択肢が狭まります。
現時点で自分がしたいことと将来的に自分がなりたい姿というような必ずしも一致しません。
そのため、今やりたいことや興味のあることだけで就活を行うと後々危険な可能性があります。
自分の興味がないような業界だったとしても、ひとまず話だけでも聞きに行ってみて、その世界に自分の身を置くことを考えてみるのも良いと思います。
そういった意味では、インターンシップは非常に良い機会だと思います。
私はIT系のベンチャーに入社予定ですが、就活を始めた最初の頃は、損害保険の会社かB to Bのメーカーに行こうと思っていました。
それが企業をたくさん回っているうちに感化され、全く異なる業界に内定をたくさんもらえました。
初めはベンチャーに行くなんて考えもしませんでしたが、今ではそうなってしまっています。
これも可能性の幅が広かったことでこの結果になっています。
今ではベンチャーにいた方が良かったと思っているので、私の場合は成功だったと思います。
全部落ちたら一巻の終わり
少ない企業に集中するということは、すべて落ちたら一巻の終わりということです。
自分の選んだ企業の中で受かれば問題ありません。
しかし、自分がいくらその企業に入社したくても、企業にとってはそんなこと関係ないので普通に落とされます。
そうなるとそこから新たらしい就活先を探すか、来年に持ち越すかという２択になります。
就活が終わった後、中には自分の行きたくない企業に行くしかないという学生の方もいます。
「内定をもらった最初の頃は嬉しかったけど、そこで働くと思うと嫌になってきた」、このような話はよくあります。
大体は懇親会などでその会社の人と会うことで嫌になってくるパターンが多いのですが、懇親会をやる頃には大体就活は終盤に差し掛かってるので、そこから新しい会社を探しても、大して良い会社は残っていません。
もう少し視野を広げて様々な角度で社会を見れていれば、もっと早い段階で他の会社と関係が持てていたかもしれません。
そのようになってしまう可能性があるのです。
個人的な考え
個人的にはこの「少ない数の企業しか受けない」というやり方はお勧めしません。
就活している時のリスクも高ければ、将来の危険性というリスクも高いと思うからです。
確かに少ない数の企業を受けるだけの方が就活的には非常に楽です。
しかし、就活は自分の将来を左右することなので、ぜひ真剣に考えて欲しいと思います。
私は就活で初めて自分の将来について真剣に考えました。
今まで「何とかなるだろう」としか思ってこなかったのですが、社会に出るとそんな甘い考えではやっていけないということが分かりました。
自分のことを守れるのは自分だけです。
親にも寿命があるのでいつまでも頼っていられないどころか、自分が親を守る必要があります。
どんな将来像を考えるのか、その考え方は人それぞれですが、その将来像を叶えるためにはどうすれば良いのかということは全員考えた方が良いと思います。
自分の受けている企業でそれが実現できるのだろうか、自分がやりたいことって本当にこれだろか、ひたすらに悩んで答えを出してください。
どうしても企業を絞りたい方へ
何かしらの事情があってどうしても企業を絞りたいという方もいると思います。
その方々は、選考を受ける前にしっかりと受ける企業を厳選することをお勧めします。
自分の行く意味がある会社なのかということをしっかり考えましょう。
ちなみにそれを考えておくと、面接でも話すことができます。
その理由が相手を納得させられるものであれば、面接でも有利になるので、ぜひ考えてみてください。
今回はこの辺りで失礼いたします。
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