こんにちは!Naoです!

今回は、前回から引き続き新卒採用選考の中で、必ず行われる面接について、お話ししていきます。

 

私の意見としては、面接は対策をすることはできますが、練習するものではないということを先にお伝えしておきます。

 

 

選考の流れ

 

 

志望企業に応募

筆記試験ES提出

説明会

集団面接グループディスカッション

個人面接 (複数回)

最終面接

内定

今回お話するのは、集団面接と個人面接です。

ここまでくればようやく就職活動で皆様自身のことを企業に伝えることができます。

 

 

面接とは?

 

 

面接とは、実際に応募者と採用担当が会って「この人はうちの会社に合うだろうか」ということを質疑応答を踏まえて決定する場です。

 

基本的には複数回行われます。

回数は企業によって様々で、面接だけでなく、面談という形でも企業の方とお話しする機会はあるので、一概には言えません。

 

新卒の採用選考では唯一どこの企業も行う選考なので、逃れることはできません。

他のどの選考の結果が良くても、最後は必ず面接です。

しかも面接は選考官によって、基準が異なります。

もちろん一定の基準はありますが、通されるかどうかはその選考官の好みになります。

 

 

面接の種類

 

 

面接には個人面接と集団面接の2種類があります。

個人と集団では内容や目的、心構えが大きく違います。

集団面接

面接時間:30分〜60分

受験者:5人程度

一人当たりの持ち時間:約7〜10分

応募者複数人に対して、同時に行う選考で、募集内容に適した人以外を除外していきます。

筆記試験やES、グループディスカッション後に行われることが多いです。

 

コツとしては、愛想をよくすることです。

以前人事の方が集団面接のコツについてお話ししてくれました。

その時に「みんな話す内容は同じようなものだから、もう一度会いたいと思った学生を取るんだよね」と言われました。

 

もう一度会いたくなるためにはまずは印象に残る必要があります。

ただ、1日に何人もの学生と面接をしている面接官の方に対して話の内容だけで印象に残すことは、非常に濃いエピソードか個性が必要になります。

普通の学生であればそれは厳しいです。

そこで、愛想良く話を聞くことを意識してください。

愛想よく周りの話をきちんと聞いている人とそうでない人なら、どちらの人とまた会いたいと思うでしょうか。

 

私は集団面接では、自分の話す時間ではない時にこそ集中していました。

集中して他の学生の話を聞いて、めちゃくちゃうなづきました。

さらにかぶるような話があれば、「先ほど〇〇さんがおっしゃいましたが、」というように「きちんと周りの話を聞けます」ということをアピールを必死にしていました。

小さいことではありますが、その積み重ねが良い印象を残すことにつながるので、ぜひ頑張ってください。

 

個人面接

面接時間:20分〜60分

面接官:1人〜複数人

 

応募者一人に対して行う選考で、時間をかけて人物像を掘り下げていきます。

選考の終盤はほぼこの選考です。

 

あなた自身のことに興味を持って掘り下げてくれる選考です。

この選考まで来てようやくあなた個人に企業側の人が興味を持ってくださいます。

面接自体はあなた一人ですが、他の人と比較されていないわけではありません。

 

あなた自身のことを十分に面接官に伝えて、存分にアピールしていきましょう。

 

 

なぜ面接をやるのか?

 

 

面接は応募者が募集要件に相応しい人物かどうかをしっかり見極めるために行われます。

相応しくない場合は落とされます。

 

実際に会って話すことによって、書面だけでは分からないことを明らかにします。

また、適性検査などで、その人の人柄がわかるのですが、それを確かめるという意味でも、面接が行われます。

 

 

面接のポイント

 

 

面接で重要なポイントが3点あります。

それぞれ説明していきます。

 

自分の考えや意見を話しているか

 

人から言われた意見やどこかのサイトで見たことをそのまま話すのではなく、自分でしっかり考えているかどうかが重要になります。

 

単なる受け答えではなく、会話や対話になっているか

 

面接は人と人との対話なので、会話であることは必須条件です。

相手の質問に対して的外れなことを言っていたり、暗記したことを話すだけでは会話にはなりません。

覚えてきたことをそのまま話しても、すぐバレますので注意してください。

 

応募動機に就職活動、将来の展望との関係性があるか

 

志望動機は面接でほとんどの場合聞かれますが、その時に将来やりたいことと志望企業のやっていることが全く違ったら、人事から「うちの会社に入る必要あるの?」と思われてしまいます。

 

以上の点は最低限意識すべきでしょう。

 

 

結論ベースの話し方

 

 

面接では、結論から話すことを意識しましょう。

 

面接官の立場からすると、質問に対して、結論から話してもらえないと「この人は結局何を言いたいのだろうか」と疑問に思われてしまいます。

面接では社会人として相応しいかどうかということももちろん見られます。

社会人は結論ベースで話すので、それができないと社会人としてふさわしくない人間と思われてしまいます。

また、コミュニケーション能力が乏しいというように判断されます。

 

質問に対しては、まずその質問に対する答えを完結に言います。

そのあとに、なぜそうなのかという理由を話すようにしましょう。

 

 

面接は練習するものではない!

 

 

よく面接の練習をしている学生の方がいますが、私はその必要はないと思います。

もちろん対策はした方が良いですが、練習するものではないと思います。

 

面接の練習とは「志望動機はなんですか?」「自己アピールをしてください」等の質問に対して、答え方をあらかじめ練習しておくというものです。

面接官はたくさんの学生を面接しているので、回答を作ってきたかどうかはすぐにわかります。

 

私でさえ、就職活動中の集団面接の時、他の学生の面接の答えがあらかじめ作ってきたかどうかはわかりました。

 

練習する意味がないのは、その質問がこなければ意味がないからです。

どういう質問が来るかどうかということはあらかじめわかりません。

不確定なことに対して時間を使うより、どんな質問がきても答えられるような自己分析に時間を使う方が効率的です。

 

 

今回は面接についてお話ししました。

皆さんのお力になれれば幸いです。