こんにちは!Naoです!

 

今回は、最近話題になっている就職活動解禁の時期をなくすということについてです。

就職活動の解禁がなぜなくなろうとしているのか、なくなることによって何が起こるのかということをお話ししていきます。

 

就職活動の解禁って何?

 

 

就職活動はいつでもできるというわけではありません。

インターンシップは就職活動の一環ですが、正式な採用活動というわけではありません。

正式な採用活動の始まりは、経団連という企業の連合のようなものによって決められています。

年度によっていつ採用活動が始まるかは違います。

私の時代は3月に情報が解禁になり、4月に説明会スタート、6月に面接が始まるというスケジュールでした。

昔は10月に解禁していたこともあったそうです。

 

就活生の解禁と言われると、それまで全く就職活動をしなくても良いというように聞こえてしまいますが、そんなことはありません。

あくまでも、直接の採用活動が解禁となるのが、その時期ということだけです。

また、このルールに縛られるのは経団連という団体に所属している企業のみです。

この経団連に所属している企業は主に日経の大企業のみです。

そのため、外資系の企業やベンチャー企業などはこのルールに縛られずに採用活動を行なっています。

全ての企業がこの解禁時期に従っているわけではありませんので、ご注意ください。

 

 

ルールがどうしてなくなるのか?

 

 

それでは、なぜこの解禁がなくなるという話になっているのでしょうか。

全ての企業がこの解禁時期に従っているわけではないということが重要なポイントです。

 

日本の大企業も優秀な人材を欲しています。

日本の人口はどんどん減ってきているので、海外と競争するのが厳しくなってきています。

なるべく優秀な人を採用してなんとか海外と競っていく必要があります。

こんな状況の中、採用活動をしようとしても、就活が解禁になる時期にはすでに外資系やベンチャー企業に多くの優秀な学生が取られてしまうという事態が発生します。

そのため経団連に所属している企業も採用活動が解禁になる前からインターンシップという形で採用活動をスタートし、早いうちから優秀な学生を囲い込もうという動きが活発化しています。

 

私の時代も特にそうでした。

ベンチャーや外資系の採用活動が早いのは当たり前のことでしたが、日系大手でも解禁時期のかなり前から内々定のようなものが出ているということを聞いたことがあります。

内々定を出さなくても、選考でかなり有利にしていることは事実です。

この採用活動の解禁という制度がすでに形だけで、実際には企業がもっと早くから動き出しているのです。

「形だけの制度なら辞めてしまえ」ということで、この制度がなくなろうとしているのです。

 

 

ルールがなくなることによって何が起こるのか?

 

 

それではこの採用活動の解禁がなくなった場合、何が起こるのでしょうか?

 

企業にとっては良いこと

 

企業側は大手を振って採用活動を行うことができるので、大学の学年問わず、また通年で採用活動を行うことになるでしょう。

見込みのある学生を早いうちに見つけ、その学生を自社に引き込むことができるようになります。

また採用の時間が増えるので、より厳選して人材を絞り込むことができるようになるでしょう。

企業にとっては良いかもしれません。

ただ、学生にとっては厳しくなります。

 

学生にとっては厳しいこと

 

これまで学生は大学3年くらいまでは学生生活を満喫し、4年から就職活動を始めていました。

近年ではインターンシップの影響でそれが前倒しになり、3年から就職活動を始めることが当たり前です。

 

解禁という枠組みがなくなることによって、極端な話でいうと大学1年のうちから就職活動ができるようになります。

一見すると早い段階から企業と接点を持てるので良いように聞こえますが、そんなことはありません。

 

学業や私生活が就活に侵される

 

これまでは3年になるまでは自由に過ごせていました。

しかし、これからは自分の将来を考えると、早くから動く必要が出てきて、大学1年から動き始める人が増えます。

それに影響されて、徐々に早くから動くのが当たり前になるでしょう。

その結果、バイトやサークルで忙しい大学生の生活がさらに圧迫されます。

ますます授業に行かなくなる可能性があります。

 

大学に行くのは勉強することが名目上の目的ですが、実際には社会人になる前の最後の猶予時間という捉え方が正しいと思います。

そのために毎年約100万円くらいの学費を払い続けているのです。

その時間がこれまでは就活が始まるまでの3年間くらいだったのが、どんどん前倒しになってきているということです。

 

実力社会の到来

 

企業は時間をかけて学生を吟味できるようになるので、より優秀な学生しか入社することができなくなります。

学生はより実力や素質の高さを求められるのです。

もちろん社会では当たり前のことで、就活を始めると実感することですが、もっと早くから実感することになります。

 

 

本当に就活ルールはなくなるのか?

 

 

ただ、本当になくなるのかということは正直微妙なところです。

現在は国に解禁時期については任されていますが、国もとりあえずはこのまま続けるという風に言っています。

この制度について個人的な見解を述べていきたいと思います。

 

おそらくなくならない

 

私の個人的な見解としてはなくならないと思います。

その根拠としては、現在国が解禁についてなくすことを躊躇しているのと同じ理由です。

今就活のルールを無くしてしまうと無秩序になってしまうので、何かしらのルールはあった方が良いというのが、現在の一般的な見解です。

 

私自身としても何かしらのルールがないと企業側がやりたい放題になってしまうと思います。

また、大学生活を通じて成長することも多くあります。

大学生活は過ごし方によって有意義にも無駄にもなります。

もちろん有意義に過ごして自分の世界を広げている人もたくさんいるので、その機会を奪ってしまうのは非常に勿体無いことです。

ある程度学生生活が進んだ段階で、就活を始める方がより個人の色がはっきり分かれるので、その方が良いと思っています。

 

色々な人生経験を積むことによって人は成長します。

成長して非常に優秀になる場合もありますので、早い段階で採用を始めるからといって優秀な人材を必ず獲得できるかどうかと言われるとそうではないのです。

 

大学の休み期間のみに採用活動を集中させる

 

解禁時期自体は現在形だけになっているので、ルール自体は改めるべきだと思います。

私は、大学の休み期間に採用活動を集中させるということで十分だと思っています。

年中常に採用活動をやられてしまうと、学生も授業を休む必要が出てきてしまいます。

大学の休み期間であれば、そこまで時間に縛られません。

学生は、友達と遊ぶか就活をするかということを選ぶことができるのです。

 

私はなるべく学生生活を謳歌した段階で、就活をした方が良いと思っていますが、ルールで縛る必要はないと思います。

意識の高い学生は早くから勝手に参加しますし、早めに始めたからといってその後不利になることはないでしょうから、早くから参加して内定をもらいたい学生は早くから動けば良いと思います。

むしろ休み期間に採用活動を集中させれば、期間を数年間と長くしておかないと学生を見きれないはずです。

 

解禁などのルールは廃止し、大学の休み期間に採用活動を集中させるというのが、私の個人的な見解です。

 

 

まとめ

 

 

就活のルールは面接の解禁時期などを定めていますが、現在は形だけになってきています。

現在このルールも廃止されそうになってきていますが、現状は変わらずです。

なんのルールも無くなってしまうと、企業側にとっては有利になりますが、学生は時間がさらに無くなったり、実力がより求められてくるので、厳しくなります。

個人的には大学の休み期間に採用活動を集中させるのが良いことだと思いますが、どうなるかはわかりません。

今後も動向に注目する必要があります。